「ブロッカー」「EQ」と「MDF」の関連性について 前編

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以下、動画の内容。

〇導入

ブロッカーを考慮しないAKQゲームのように、
両者のハンドが独立で、ベット側のEQが完全にポラライズであるとき。
コール側のMDFは、ベット側に必要なブラフ成功率と、完全に等しくなります。

しかしながら実際のホールデムには、
ブロッカー、ブラフハンドに残るEQ、という2つの要素があります。
そのため、ハンドをソルバーに計算させた結果を正しく読み解くには、
上記2つの要素とMDFの関係について、理解を深める必要があります。

〇ブロッカーとMDFの関係

リバー・SPR1 AcKd9h8h3s
IPがベット側、OOPがコール側、レンジ内訳は省略(動画内)

かなり簡単なレンジ同士の均衡戦略ではあるものの、
両側のアクションを厳密に解釈することはそれでも難しい
 →ブロッカーとMDFの簡潔な解釈に留める

Ⅰ、IPのブラフハンドが「標準」のとき
 →フォールド範囲(AQ~AT)をブロックしないものでブラフ
  バリュー33:ブラフ12.8
  ブラフ範囲がバリュー範囲をブロックできないので、
  ブラフ頻度はオッズが提示する2:1より大分小さく、
  そのためにコール頻度もオッズよりやや小さくなる

Ⅱ、IPのブラフハンドが「悪い」とき
 →フォールド範囲をブロックしてしまうものを「仕方なく」ブラフ
  バリュー33:ブラフ13.2
  ブラフ頻度が(なぜか)やや増えるものの、2:1より大分小さく、
  コール頻度もオッズよりやや小さいままに留まる
  ※OOPのコール範囲が、ブラフをブロックしない場所に変わる
 
Ⅲ、IPのブラフハンドが「とても悪い」とき
 →EQが大きく残るAQ・98までを「仕方なく」ブラフに利用
  バリュー33:ブラフ13.8
  ブラフ頻度は2:1よりやや小さいままに留まるが、
  コール頻度はオッズより遥かに低い

Ⅳ、IPのブラフハンドが「理想的」なとき
 →EQが全く残らなく、確実なコール範囲をバランスよく抑える
  バリュー33:ブラフ14.1
  ブラフ頻度はⅠ・Ⅱよりやや増える、
  コール頻度はオッズとほとんど等しい

Ⅰ・Ⅱ・Ⅳで、IPのレンジは102コンボですが、
EVは Ⅳ>>Ⅰ>Ⅱ の順番で、ブロッカーの良し悪しがそのまま表れます。

また、ドライなボードはⅠ~Ⅲ、ドローが完成したボードはⅣ、のように
ボードとブラフ・コール頻度が関連する傾向があります。

後編へ続きます

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